本件の概要
令和7年8月20日
近年の気候変動の影響で、より強い風、激しい雨を伴う「猛烈な台風」が発生しやすい状況が増加しております。太陽電池発電設備は屋外に設置されるため、強風や豪雨の影響を受けやすく、破損や水没による電気事故のリスクが高まります。特に勢力の大きい台風では集中して被害が発生する傾向にありますが、規模の小さい台風でも事故が発生しており、いずれの場合も事前の備えが重要です。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)では、8月20日に地形別の台風事故事例や被害傾向、台風事故リスクを低減するための対応ポイントなどを紹介しております。
設置者の皆様におかれましては、NITEのプレス発表を参考に「台風による太陽電池パネルの安全対策、接近前の事前対策」などの措置を行っていただくようお願いいたします。
また、再エネ発電設備が損壊した場合、電気事業法の規定に基づく事故報告(電気事業法第106条)が必要となる場合があります。設置者の皆様は、被害の発生を知ってから24時間以内に所管の産業保安監督部へ報告してください。
設置者以外の皆様におかれましても、損壊した再エネ発電設備を見かけた場合は決して近寄らず、最寄りの産業保安監督部や経済産業省または設置者までお知らせいただきますようお願いいたします。
太陽電池発電設備の台風被害、どう防ぐ?(独立行政法人製品評価技術基盤機構)

太陽電池発電設備の台風被害、どう防ぐ? | 国際評価技術 | 製品評価技術基盤機構
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事故発生時の連絡先一覧

報告先(METI/経済産業省)
自然災害による再エネ発電設備の事故防止及び保安管理の徹底 (METI/経済産業省)

自然災害による再エネ発電設備の事故防止及び保安管理の徹底 (METI/経済産業省)